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 石山は単に住みやすいだけではない。自然が多くあり、公園もたくさんある。親子には住みやすい地域である。例えば、石山緑地や石山北公園など大きい公園があり、「水の広場・スパイラルスプリング」では、夏の石山緑地に子供たちの底抜けに明るい太陽のような声がたくさん聞こえ、服をびしょ濡れにしながら楽しそうに遊んでいる。
 その他にも、石山北公園では「石山夏祭り」が開催され、今回この文章を編集した私たちが通っている啓北商業の吹奏楽部も参加し、演奏している。また、公園の近くには石山交番もあるため安心して遊ぶことができ、石山には「認定こども園札幌石山保育園」もあるので子供がいる家族には打って付けだ。
 さらに、家族だけではなく若者にもよい地域である。レトロなカフェやお店、自然がたくさんあるためインスタ映えがたくさん狙える。マイナーなので人も少なく、何よりも「ぽすとかん」というお店にある、「ニシクルカフェ」や「軟石や」は、石山緑地の帰りに寄って行ってもいい思い出になるのではないだろうか。ゆっくりしたい一日には散歩やカフェでお茶をしに来る価値が石山にはある。

記事 寄木幸恵

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地図 羽田梓紗

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 たくさんの家族連れや地域の住民の憩いの場となっている石山緑地だが、そこには長い歴史があった。
 1872年にお雇い外国人のアンチセルが石山軟石を発見した。その軟石は吸水性がよくて断熱性に優れていたことから、石造りの建物を建てるのにぴったりな材料だったため需要が高く大正から昭和にかけて最盛期を迎えた。しかし、軟石の勢いは突然終わりを告げた。それはコンクリートだった。コンクリートは、使い勝手がよく低価格だったため、あっという間に軟石を蹴散らした。あれほど栄えていた軟石の石切り場は二か所にまで減少した。
 採掘を止めた石切り場跡地は、治安上・環境上で地域の大きな問題になっていた。そこで5人の彫刻家が立ち上がった。その芸術家集団はCINQ(サンク)。CINQは石切り場跡地を芸術的な公園に生まれ変わらせるため行政と協力し、設計にかかわることになった
CINQはその芸術センスで、スパイラルスプリングやネガティブマウンド、スプリンクルキューブなどユニークなアイディアで現在の素晴らしい石山緑地が出来上がったのである。

参考文献:石山緑地 - 石切の里いしやまhttp://ishiyama-net.jp/rekishi-meisho/colum.html 
記事 山本翔彌 西下綺咲

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​スパイラルスプリング

 毎年8月下旬に石山緑地で「石山キャンドルナイト」が開催された。しかし昨年は新型コロナウイルスの影響で中止になった。このイベントは、東日本大震災および西日本豪雨災害、胆振東部地震の被災地へ祈りを込めてキャンドルを灯す催しである。イベント内には地元ゆかりの飲食店が多数あり、スープカレー、コロッケ、コーヒー、スイーツなど石山ならではのお店がたくさん出店している。その中でも、「えぞりすパントリー」や「ヤマガラ珈琲」、「青空や」などがある。
 札幌啓北商業では毎年、いしやまキャンドルナイトにボランティアスタッフとして参加しています。さらに、当日は会場の一部を利用して高校生が考えたイベントを企画・運営させてもらいました。高校生が考えたイベントでは、札幌軟石に絵付けをしてもらう体験や会場にある水路を利用した遊びなどを実施しました。どちらのイベントも子供たちはとても楽しそうに参加してくれました。(担当した札幌啓北商業高校の石山俊夫先生より)
 願掛けキャンドル「愛can」に願いを書いて、灯すことができる。愛canは1個100円で売られていて、キャンドルの売り上げの全額を東日本大震災などの被災地への支援として寄付される。3,000個以上のキャンドルはまさに圧巻だ。

記事 伊藤歩南 布施彩夏

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​キャンドルナイトの様子

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 石山には旧石切山駅という歴史的建造物がある。建物の基礎部分には札幌軟石が使用されており、石山に通る定山渓鉄道の駅として機能していた。現在の石山は高齢化も進んでおり何もないと言われることが多い。しかし、当時の石山は人が多く活気のある情景が広がっていた。
 旧石切山駅は、唯一の定山渓鉄道駅舎となり石山地区のシンボルとして親しまれ、石山商店街振興組合の事務所として活用されている。冬には、「石山スノーファンタジー」のイルミネーションで綺麗にライトアップされ、普段歴史的な建造物としてひっそりと建っている旧石切山駅が、大きくゆらゆら揺れるキャンドルと雪の結晶がモチーフになっているイルミネーションによりとても幻想的な雰囲気へと変わる。
 その素敵な世界を作り出す旧石切山駅は、2006年に札幌景観資産の第10号に指定された。
2015年には地元住民がより活用できるよう、旧石切山駅改築時の雰囲気を大切にし、新しく内部改修も行われた。使用料はかかるが、建物の見学は無料で可能なので、石山の歴史に触れることのできる旧石切山駅にぜひ一度足を運んでみてはいかがだろうか。

記事 渡邉麻矢 遠藤きあら

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​ライトアップされた旧石切山駅

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 豊平川と旧石山通に挟まれた、石山北公園を知っているだろうか。
南北に細長い、石山地区の中で一番面積の広い公園だ。公園の南側には汽車の形の木製遊具やスプリング式のシーソー。北側にはカラフルな複合遊具があり、子どもたちの澄んだ笑い声が響いている。中央には大きなグラウンド、奥にはテニスコートが広がり、大人から子どもまで遊ぶことができる。また、夏には300発の花火が打ちあがる石山夏まつり、冬にはキャンドルが輝くスノーフェスティバルが開催される。地域の人々に愛される石山北公園に、ぜひ足を運んでみてはいかがだろうか。

記事 松本歩那

 石山唯一の高校。市立札幌啓北商業高校を紹介したい。登校すると毎朝笑顔で挨拶をして迎えてくれる先生方が立っている。校門で生徒と先生の活気のある声が聞こえ、私たちの1日が始まる。
 啓北では1日の約半分は商業科目を学ぶ。簿記、電卓、ワープロ…。私たちのマーケティングコースでは今年度石山軟石を使った商品開発の授業をした。石山がどのような地域なのか?軟石の特徴は何だろう?知れば知るほど面白いこの「石山」という地域と密着して授業をできることはとても貴重で特別な時間だ。
 7月には活気溢れる啓北生が作り上げる啓北祭、9月にはクラスごとに団結力の試される体育祭がある。啓北祭はみなさんも楽しめるのでぜひ来てほしい。

記事 大山小夏

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道外の大学に行った高校時代の友達と久々に遊ぶことになりました。友人との待ち合わせは朝の9時、場所は、なつかしの啓北商業高校の校門。久々に会う友人は、半年しか会っていなかったのにどこか大人びていました。友人は、笑みを浮かべて、「緑地にでも行って散歩しない?」と声をかけてきた。私は、「久々だね」と笑いながら友人とともに歩き始めました。

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私は早起きが苦手で朝ご飯を食べられなかったので、友人に「えぞりすパントリー」でコロッケを買っていいかと聞いた。友人は、私の分は?冗談めかして聞いてきた。私はそれを無視して二つでコロッケを買った。友人の目の前でコロッケをほおばりつつ、一つ友人にコロッケを渡し緑地へと歩き出した。

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石山緑地の入り口にあるテニスコートを通り緑地の澄んだ空気へと入っていく。友人と歩きながらコロナの影響で大学が休校になって大変だったという。他愛もない話だが久々に合った友人との会話はとても楽しく時間が早く感じた。

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友人は走り出した。何かあるのかと聞くと「ここで写真撮ったの覚えてる?」と聞いてきた。ここは、「水の広場スパイラルスプリング}高校時代、よく放課後に寄り道して写真を撮ったり、「えぞりすmeal」のタピオカを飲んだりしていたのだ。友人は私の返事を聞かず、そそくさとスマホを出し、記念撮影と言いながら、ツーショットをとった。

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そろそろお昼を食べようと話になりなつかしの、「えぞりすmeal」へと向かった。私は、「特性からあげごはん」を頼み、友人は、「ピザマルゲリータ」を頼んだ高校時代から変わらない二人のチョイスに顔を見合わせ笑った。
15時00分まで語り合い、二人でタピオカを飲みながら楽しい時間を過ごして、その日は終わった。

記事 西岡芽生 石田朱 井口琴葉