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​いしやまキャンドルナイト

​札幌軟石の採石場跡地を、公園として整備した石山緑地において、
地域の活性化と東日本大震災の被災者支援を目的に、
1個100円のキャンドルを参加者に購入して頂き、その売り上げの全てを
震災被災地へ寄付するという、温かく光に満ちたイベントです。
―参考:札幌軟石情報発信サイト.札幌軟石ネットワークhttps://sapporonanseki.jimdofree.com/

​生まれ変わったランドスケープ

​ 石山緑地にて年に一度行われる「いしやまキャンドルナイト」。その開催地である石山緑地は、かつて札幌軟石の巨大な石切り場として活躍していた。その役目を果たした後、札幌市と5人の芸術家によって自然とアートを楽しめる壮大な公園へと生まれ変わり、今では地元の住民が集まれる憩いの場となった。

 公園は、遊具やテニスコート・展望テラスがある北ブロックと、石切り場であったことを物語る大きな岩壁を背景にアート作品を見られる南ブロックに分かれている。夏には水遊びができる広場もあり、老若男女問わず皆が楽しめるユニークな公園だ。

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​赤い空の箱

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​ネガティブマウンド

​キャンドルに願いを込めて

 いしやまキャンドルナイト当日。早速100円でキャンドルを購入し、お願い事を書いて火を灯した。1つ1つ手作りのキャンドルなので中のロウの色が異なっていて、選ぶのも楽しい。石山緑地を代表するアート空間「ネガティブマウンド」にキャンドルを並べ、陽が落ちるのを待つのんびりとした時間が流れていった

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​2019年6回目の開催

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​かわいいキャンドル

 ステージでは、夕張にて音楽活動をしているシンガー、MASAKOさんの歌の生ライブが行われた。透き通った美しい歌声は、切り立った軟石の壁に反響して会場の外まで響いていた。その他にも食べ物の出店が開かれ、会場は地元の住民達や家族連れ、カメラを持った方などで賑わっていた。

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​シンガーのMASAKOさん

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​キャンドルにはいろんな1人1人の願いが込められていた

そして時刻は18:30。会場はみんなのキャンドルの灯りで包まれた。

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​キャンドルの数は約3,000個

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​欧米ではキャンドルの炎には天使が舞い降りるという言い伝えがある

 ぜひ一度この石山緑地を訪れて、軟石に囲まれた大自然を楽しんでみてはいかがだろうか。石山の魅力の一つである札幌軟石を、たくさんの方に知ってもらえますように。

​記事  村上 綾菜

石山緑地

〒005-0849

北海道札幌市南区石山78

●駐車場無料(11月下旬〜4月中旬閉鎖)

●バスでのアクセス
①真駒内駅から中央バス(101・102・真101・真102)で「石山陸橋」下車(徒歩2分)
②真駒内駅から、じょうてつバス(12)で「石山中央」下車(徒歩8分)

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