
02滝野霊園

家族と、友人と、大切な人と。
あなただけの思いをこの地に刻む。

頭大仏との出会い
真駒内駅からバスで約25分。
バス停から降りて歩くと見えてくるのは頭大仏への参道。晴天の下、新緑に囲まれた広いコンクリートの道を進む。この道を囲む新録の畑は、夏はラベンダーとなりまた違った景色が見られるのだとか。


そして、参道は真っすぐ進むのではない。
この水庭を迂回することで、水で心を清めるのだ。水面が太陽光を反射し、キラキラと輝いていた。

そのあとのコンクリートの曲線のトンネルを抜けるといよいよ大仏とご対面。
コンクリートが大仏の周辺をギリギリまで囲むために、遠くから大仏の全体像を見ることはなく、まるで空を仰ぎ見るように大仏を見ることになる。
その高さは13.5m。その高さを仰ぎ見ることで青空から差し込む光が視界に入り、どこか無機質なコンクリートの空間をより豊かに感じられる。



建築家の安藤忠雄さんが設計した大仏殿。コンクリートの曲線とはまさにこのこと。


大仏の周りを一周した後はおみくじ引き。他にも頭大仏のように自分自身や想いを馳せる方の似顔絵の裏に夢や希望がかかれた絵馬が飾られていた。
FOOD
そのあとは水庭の横にあり仏殿内にあるRotunda Caféにて昼食を頂いた。
軽食の他にもここでしか買えないオリジナルグッズも販売されている。

モアイ像との出会い
この後訪れたのは霊園入口にあるモアイ像。像の前には広い車通りと芝生が広がっている。これだけの数のモアイ像が横一列に並ぶ姿は何度みても圧巻である。コロナ禍であるからだろうか、マスクをしたモアイ像がいるのもユーモアがあり見ていて愛らしい。



お墓参りとして訪れるのはもちろん、
せわしなく毎日を過ごす私たちにとって、広大な土地と景色の中で、普段は感じられないゆっくりとした時間を過ごすのもいいだろう。私たちよりも遥か高いところから、遠い景色を眺めているモアイ像の堂々とした姿を眺めるだけでも、感じられるものが必ずあるはずだ。
